中国の習国家主席は、日本の安倍総理のことが大嫌いです。なぜ嫌われているのか?その理由は下記のブログ記事に書いてあります。参考にしてください。
歴史の事実から学ぶ利点とは?靖国神社参拝問題について考える歴史の真実と向き合えない者は・・・
仮に私が中国人だったら、安倍総理の顔など見たくもないという気持ちになるでしょうね。人間ならそういう感情を持つのは当然です。結果として、安倍さんが総理になって以降は一度も日中首脳会談が行われませんでした。(日韓首脳会談も行われていません)政治家として真のコミュニケーション能力があるかどうか試されるのは外交分野なのですが、誠に残念な状態です。
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しかし、最近2014年11月に中国で開かれたAPEC(アジア太平洋経済協力)会議の場で、ようやく日中首脳会談が実現しました。安倍総理が中国側に必死で頼み込んでようやく短時間だけ会ってもらえたのです。
ご存知の通り安倍さんの政策はことごとく裏目に出て国民生活を困窮に陥れています。御用マスコミを駆使して情報操作をしていますが、それでも支持率の低下が止まらず、このままでは近く行われる予定の選挙で勝てない可能性があるのです。せめて外交分野で何かしら成果を強調したいので、日中首脳会談成功の演出を試みたんですね。
一方、中国の習国家主席からすれば安倍総理と会談するメリットはありません。逆に中国国民の反発を食らい政権基盤を揺るがす恐れがあるのです。直前まで悩んで、なかなか首脳会談OKの返事をしなかったのもうなずけます。
このような経緯を経てようやく実現した日中首脳会談が和やかな雰囲気で行われる訳がありません。このブログ記事の最初に写真を載せましたが、二人とも表情が硬いですね。実際、ほとんど言葉のやり取りは行われなかったようです。会わないよりはマシ、という程度の成果ですね。これをきっかけにして日中関係を発展させたいところですが、はっきり言いますと安倍さんが総理大臣の間は不可能です。基本的なコミュニケーション能力を欠いていますから・・・。
諸外国との関係を今後どうしたいかは、有権者が選挙で選択するべき問題です。
USA TODAYの2014年11月10日付ビデオ記事のリンクを以下に貼りました。このブログ記事と関連した内容ですので興味ある方はクリックしてご覧ください。( )内は私の日本語訳です。
「Awkward handshake between Abe, Xi at APEC」
(安倍総理と習国家主席がAPECでぎこちない握手)
上記のビデオは映像だけであり、音声による解説がありません。しかし、現在の日中関係を映像が雄弁に物語っています。じっくり観察してください。
最後に:
自分にとって興味がある英文記事・ニュースを選んで毎日触れる習慣を身に付けると、英語学習と情報収集の一石二鳥になります。私がオススメする方法です。
以上