外国人記者から逃げ回る自民党→自信が無い証拠です

スポンサードリンク

Pocket

トラ
 自分たちにとって都合の悪い質問を一切受け付けないのが安倍自民党の大きな特徴です。12月14日が投票日である選挙期間中に御用マスコミの取材は受け付けるが、厳しい質問をする外国人記者はお断り、という方針を示したため世界中から笑いものになっています。本ブログでも先日、この問題を取り上げています。

外国人の質問から逃げ回る自民党

The Japan Timesが2014年12月6日付の社説で関連記事を書いていますので紹介します。

LDP ‘too busy’ for transparency(見え透いた嘘・言い訳に忙しい自民党)

上記リンクから主要部分を以下に引用します。( )内は私の日本語訳です。

スポンサーリンク

「This campaign season differs from others in many ways, but none so exasperatingly as the ruling Liberal Democratic Party’s refusing to meet with the foreign press. 」
(今回の選挙は多くの点で今までと異なるが、最もイライラさせられるのは、与党自民党が外国人記者との会見を拒否したという事実だ。)

「Busy as the LDP no doubt is, perhaps the fear of being questioned too aggressively is the real reason for not showing up. 」
(自民党が選挙に忙しいというのは本当だろうが、厳しい質問を恐れているというのが会見拒否の本当の理由だろう。)

「The press conferences at FCCJ tend to follow the world standard of serious, probing questions about political positions and actual issues.」
(日本外国特派員協会の記者会見では政治的立場や現実問題に関して厳しく追及する質問がされる傾向があるが、そんなことは国際的にみれば当然のことだ。)

「The impression left is that the LDP wants to avoid any serious scrutiny on Prime Minister Shinzo Abe’s policies.」
(安倍総理の政策が厳しく検証されないようにしたいという自民党の思惑を感じる。)

「If they believe their policies are really the right ones, they should be seeking opportunities to promote themselves, not running for cover.」
(自分たちの政策が正しいと本当に思っているならば、逃げ隠れせず、政策推進の為の機会として会見を求めるはずだ。)

「LDP is more concerned with maintaining its grip on power than with transparency, accountability and the free flow of vital information.」
(自民党は、透明性・説明責任・重要情報の自由なやり取りよりも、権力にしがみつくことに腐心している。)

上記記事に対する読者コメントも以下に紹介しましょう。↓

「If members of the opposition wish to continue the barbecue they should meet with foreign journalists and ask the journalists what questions they would like to ask Mr Abe. Then confront Mr Abe directly with those questions.」
(安倍さんの政策に反対する人たちが批判を続けたいならば、外国人記者に会って彼らが何を訊きたいか尋ねてみるといいよ。そして安倍さんに直接会ってその質問を投げかければいいのさ。)

 残念ですが、安倍総理と直接話ができる御用マスコミ関係者で、外国人記者の厳しい質問を届ける勇気がある人など存在しません。だから安倍さんは安心していられるのです。

LDP ‘too busy’ for transparency(見え透いた嘘・言い訳に忙しい自民党)

 紹介した上リンク記事の一番下には音声サービスがあります。クリックするとこの英語記事をリスニングできます。私も聞いてみましたがかなり難しく感じました。一度英文を全て読んでからリスニングした方がいいと思います。

最後に:
 英字新聞には日本語新聞には無い視点・情報がたくさんあります。日本の御用新聞ができない政府批判をすることも多いです。情報社会で優位に立つためにも英字新聞の活用をオススメします。

以上

Pocket

投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、TOEICで950点に到達しました。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。