外国の人だって汚染されたものは食べたくありません:海外メディアRTの記事紹介

スポンサードリンク

Pocket

線量計での食品検査
写真(線量計による食品検査) 出典:Reuters/Lee Jae-Won

 2011年3月に発生した東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い、日本からの食料品輸入について諸外国・地域が規制をしています。当たり前のことです。国の数や食料品の種類はとても多いので、詳しくは農林水産省の下記リンクをご覧ください。

2015年3月3日現在での諸外国・地域の規制一覧表

 諸外国の人たちは日本に対して嫌がらせをするために輸入規制をしている訳ではありません。チェルノブイリ原発事故など過去の事例・知見・データを基に科学的・合理的判断をしているに過ぎません。放射性物質に汚染された食料を自国の国民に食べさせる訳にはいかないのです。

 最近、台湾へ輸出された日本製食料の中に産地偽装が見つかり、台湾当局は更なる規制の強化をすることに決めました。例えば騙されてチェルノブイリ産の食糧を食べさせられたら誰でも怒りますし、相手を信用しなくなります。日本人は余り自覚が無いかもしれませんが、台湾の人に対してひどいことをしてしまったんですね。台湾当局の規制強化は当然です。

 しかし、日本人の中には反省するどころか台湾の決定に文句を言っている人がいます。
菅官房長官-台湾へのコメント
 つまり、「つべこべ言わずに食え!」、ということです。傲慢ですし、相手を馬鹿にした発言です。同じく輸入規制しているアメリカに対しても、同様の発言をするのでしょうか?

 諸外国は日本の復興を願っていると思いますが、放射性物質で汚染されたものを食べるという方法で応援したいとは思っていません。食べ物の安全性を気にするのは当たり前のことです。

 日本から輸入されてくる食料の安全性を心配している海外メディアの記事を一つ紹介します。RTの2015年4月14日付記事のリンクを以下に貼ります。( )内は私の日本語訳です。

「Radioactive Fukushima food could be hitting UK shops through safety loopholes」(安全規制に抜け穴がある為、福島産の汚染食料がイギリスで販売されている可能性がある。)

 上記の英文記事から一部を以下に引用します。( )内は私の日本語訳です。参考にしてください。

「Food produced near the site of the Fukushima nuclear disaster in Japan could be heading to British supermarkets due to loopholes in safety laws, an investigation has revealed.」
(食料の安全性に関するイギリスの法律には抜け穴がある為、事故が起きた福島原発近くで作られた食料がスーパーマーケットで売られている可能性があることが、調査で明らかになった。)

「Security experts warned the UK’s food import regulations are not strong enough to prevent products contaminated with radiation from entering the country.」
(イギリスの食糧輸入規制は甘い為、放射性物質で汚染された食料が輸入されるのを防ぐことができていないと安全の専門家は警告している。)

「Contaminated products such as tea, noodles and chocolate bars have already been exported from Japan by fraudsters using false labels.」
(日本の悪徳業者が偽装表示をしているため、お茶・麺・板チョコなどの汚染食料が既に輸入されてしまっている。)

「The report follows revelations in Taiwan last month that more than 100 contaminated products from Fukushima were being sold in stores under false labels.」
(その報道は台湾で起こった先月の事例も報告している。福島産の汚染食料100品目以上が、産地偽装表示により店で売られていたのだ。)

「According to the China Post, imported soy sauce labeled as ‘Tokyo-made’ was in fact manufactured in prefectures surrounding Fukushima that are subject to export restrictions. The scandal caused public outcry, prompting Taiwanese officials to introduce new import regulations.」
(福島周辺の県は輸出規制の対象となっているが、そこで作られた醤油が東京産と偽造表示されて輸入された、とチャイナポストは報道している。このスキャンダルは大きな批判を呼び、台湾当局は新たな輸入規制導入へ動いた。)

「Food produced in the ‘danger zone’ around Fukushima prefecture must be declared and tested for radiation before being exported and on arrival in the UK.」
(福島県周辺の危険地帯で作られた食料はしっかり識別した上で、イギリスへ輸入する前に放射線測定をしてもらわないと困る。)

「“Although we have adopted one of the world’s most comprehensive and stringent traceability laws, the UK has virtually no control over how foods are processed, manufactured and packaged in Japan.” 」
(イギリスの追跡管理法は世界で最も包括的で厳格なものであるが、食料が日本でどのように加工・製造・梱包されているのか殆ど管理できていない。)

以上


スポンサーリンク

Pocket

投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、2014年5月時点でTOEIC:950点に到達しました。 仕事でも英語を用いる機会が増えていると実感しています。 英語力をさらに磨くため、日々、試行錯誤の毎日です。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。