英字新聞で情報を得よう!(8)・・・日本の大学の学費は高すぎませんか?

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 日本の大学の学費は本当に高いですね。年々高くなっていませんか?親が裕福でないと子供の学費を全額払うことなど出来ませんね。そのせいか、奨学金制度を利用する学生が増えています。しかし、利子付で返さないといけないケースがほとんどなので、まともに就職できないと返済できず金融機関のブラックリストに載ってしまうケースが多いようです。

 ここ何年かで、さらに状況が悪化しているみたいですね。詳しくは「真実を探すブログ」さんの下記記事をご覧ください。

奨学金の訴訟が8年で100倍に激増!借り手の貧困が悪化!2004年58件⇒2012年6193件

 「大学の学費が高いのは仕方ないし、多額のお金を個人で工面するのは当然だ。借りた金を返済できないのは自己責任だ。」と考えている人が多いみたいですが、しかしこれは世界的に見ると異常なことなんですよ。諸外国、特に先進国では、学校の授業料は大学も含めて負担を軽くする方向で動いています。例えばドイツでは大学の学費はタダです。住居費も安いので、学生はちょっとしたアルバイトをすれば生活費を自分で賄いながら大学に通えてしまうんですね。日本の方が異常なのです。学生相手にローンの商売をする人の神経を疑います。

 日本では特に医学部の学費が高いですが、親が医者でなければ医者になる道がほとんど閉ざされるというのは不健全です。能力と意思がある者に対しては門戸を開くべきです。親の経済状態が子供の学業に影響してしまうと社会の活力を削ぐ原因になります。その為にも、大学の学費が高い現状を何とかしなければなりません。

 税金の無駄遣いをやめてその分を教育に回せばいいのですが、なかなかそうなりません。日本の政治家にとって教育問題は票にならないのです。「大学の学費は低いか無料なのが当たり前だ。多額のお金を個人で工面するなんて異常だ。意思と能力のある者が安心して教育を受けられるように政治家は動くべきだ。」と考える国民が増えれば良い方向に教育政策が動くと思います。教育環境を良くするも悪くするも選挙民の意識次第です。

 Japan Press Weeklyの2013年2月27日付記事「Society with lack of access to higher education for economic reasons has no future」を以下に引用します。上記の私の考えを参考にしながら読んでみてください。

「More than half of college students use some kind of student loan while tuition fees remain high, and more young people are struggling to repay school loans.
The Japan Student Services Organization announced that as of March 2012, about 330,000 people are behind in their student loan repayments. More than 60% of those behind in their repayments cite a drop in income as the reason for their inability in paying back educational funds they borrowed during their student days. About 55% of those in arrear work in temporary jobs or are unemployed. Out of the 330,000, 89.3% live on an income of less than three million yen a year.
Among student loan programs, 75% charge a large amount of interest on the repayments. If one takes out a loan of 120,000 yen a month for four years, the interest alone will amount to nearly two million yen. The current system harshly collects the outstanding credit, adds delinquent charges to late payments, and put them on financial institutions’ blacklists.
Such a cruel system makes many young people give up taking out student loans and accordingly give up continuing their study, calling into question the loan-type “scholarships” which are prevalent in Japan.
Half of 34 OECD member countries provide tuition-free universities and 32 nations introduce grant-type scholarships not requiring students to repay.

中略

A society which tolerates exclusion from higher education for economic reasons has no future. It is time to introduce a system of grant-type scholarship programs in Japan while hastening reforms in the present system by adopting interest-free scholarships and granting a moratorium on or exemption from repayments.」

以上


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投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、2014年5月時点でTOEIC:950点に到達しました。 仕事でも英語を用いる機会が増えていると実感しています。 英語力をさらに磨くため、日々、試行錯誤の毎日です。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。