誠に残念ですが、裁判所が警察・検察とグルになって犯人に仕立て上げる冤罪事件が日本で多数発生しています。「袴田事件」もそのうちの一つです。 ウィキペディア「袴田事件」 事件の概要:上記リンクのウィキペディアから引用 「袴田事件(はかまだじけん)とは、1966年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で発生... 続きを読む
カテゴリー: 司法問題
死刑制度を廃止すべき根本的な理由を考える
最初に、2015年1月25日付の毎日新聞英語版記事「80% of Japanese in favor of death penalty: gov’t survey」(国の調査結果:国民の8割は死刑制度に賛成)から、一部を以下に引用します。( )内は私の日本語訳です。 The perc... 続きを読む
監視されて気分良いですか?
行動を他人からずっと監視されて気分が良い人は居ないと思います。しかし世の中には、監視行為を放言してはばからない人がいるから困ったものです。私が勤める会社内で最近起こった事例を紹介しましょう。 社員のほとんどが仕事で電子メールやインターネットを使っていますが、会社側から次のような通達がありました... 続きを読む
英字新聞で情報を得よう!(27)・・・冤罪事件から人質司法の恐ろしさを考える
元プロボクサーの袴田巌さん(78)が48年ぶりに警察の拘束から解放されたニュースをご存知ですか?1980年に最高裁で死刑判決が確定してから実に34年間も裁判のやり直しを求め続け、それがようやく認められたのです。警察による証拠捏造の疑いがありこれ以上の拘束は正義に反すると裁判所が判断し、釈放されたの... 続きを読む
英字新聞で情報を得よう!(22)・・・最高裁判所は正しい判断をするところか?
生後20か月の娘を虐待して殺した両親に対する最高裁判決が7月24日に言い渡されました。父親は懲役10年、母親は8年だそうです。裁判員裁判による大阪地裁での判決は両親とも15年の懲役であり、大阪高等裁判所もそれを支持していたのですが、最高裁が大幅減刑したのです。過去の判例とのバランスが悪いのが理由だ... 続きを読む