社畜管理職が行う社員の首切り

スポンサードリンク

Pocket

暗闇で仕事する女性
 嫌がらせという名の不当労働行為により、社員の首切りが日本中の会社で行われています。私が現在勤める会社でも行われたことがあります。100人位の正社員が一斉に駆逐された数年前の事例をお話ししましょう。

 経営側の怠慢で業績不振に陥ったのですが、尻拭いを末端の社員にさせることが決まりました。首切り担当に任命された管理職(部長)はノルマを負わされているので必死です。対象になった社員を一人一人部屋に呼びつけて次のようなセリフを浴びせました。

「あなたは会社にとって必要がない。辞めて欲しい。今後、あなたのやる仕事は無いから居ても無駄だよ。すぐに辞めて欲しい。」

 憤慨し感情の赴くままに辞表を出した人もいました。もちろん仕事の引継ぎもしてくれないので周囲の人間はとても迷惑なのですが、会社側にそんなことを気にする余裕はありません。

 頑張って抵抗した人も結構いました。何の仕事も与えられずにどこで何をしていたのか・・・。組織図では人事部の下に一つの塊としてぶら下がっているので、「ああ、この人たちが嫌がらせを受けているんだな。」ということがすぐに判りました。最後まで抵抗を続けて再配属された人もいましたが、少数派だと思います。

 このような不当労働行為は、社内に対しても社外に対しても公表されることはありません。しかし、このような悪い話は直ぐに社内に広まります。結果、首切りの対象とならなかった社員のやる気も大幅に削ぐことになりました。

 首切りの対象となった社員は皆、それぞれの分野で長年仕事をしてきました。能力と経験を磨き実績を積み重ねてきたのです。もちろん、懲戒処分を受けねばならないような違法行為には手を染めていません。もし、彼らが給料分の働きをしていないのだとしたら、それは使う側の無能さが原因です。努力を放棄した経営職こそ辞めるべきなのです。

 首切り担当を命ぜられた部長の名前と顔を社員は皆知っています。もちろん、この部長本人に対してこのことを問い質したりしませんが、冷たい視線を向けていました。首切り担当部長の表情は氷のように固まっていました。他人に感情を悟られないように・・・。私は、「社長の犬には死んでもなりたくない」、とつくづく思いました。

 Japan Press Weeklyの2014年10月13日付記事のリンクを以下に貼りました。このブログ記事と関連した内容ですので興味ある方はクリックしてご覧ください。( )内は私の日本語訳です。

「Sony union members win closure of ‘room’ to humiliate workers」(ソニーの労働組合が追い出し部屋を閉鎖させる)

上記の英文記事の一部を以下の「 」に引用します。( )内は私の日本語訳です。

「A workers’ union at a Sony Corporation subsidiary has succeeded in making the company close a room which the management used to force workers to quit their jobs.」
(ソニー子会社の労働組合が、社員を辞めさせるために使われていた部屋を閉鎖することに成功しました。)

「The Sony Sendai Technology Center, located in Tagajo City in Miyagi Prefecture, had confined its workers in the room and had them stay there with nothing to do with the aim of pressuring them to resign. 」
(ソニー仙台テクノロジーセンター(宮城県多賀城市)は、社員を辞めさせるために追い出し部屋に閉じ込めて何の仕事も与えませんでした。)

「The closing of the notorious room is attributed to union members’ tenacious struggles and strong support from the general public.」
(労働組合員の粘り強い闘いと国民からの力強い支援のお蔭で、悪名高き追い出し部屋を閉鎖することが出来ました。)

最後に:
 自分にとって興味がある英文記事・ニュースを選んで毎日触れる習慣を身に付けると、英語学習と情報収集の一石二鳥になります。私がオススメする方法です。

以上


スポンサーリンク

Pocket

投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、2014年5月時点でTOEIC:950点に到達しました。 仕事でも英語を用いる機会が増えていると実感しています。 英語力をさらに磨くため、日々、試行錯誤の毎日です。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。

「社畜管理職が行う社員の首切り」への1件のフィードバック

  1. ケノーベルからリンクのご案内(2014/10/20 08:54)

    多賀城市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

コメントは停止中です。