一般論として復習が大切なことはご存知と思います。英語学習でも復習は必要です。今回はアウトプットの実践として英会話を行った後の復習がいかに重要かを論じたいと思います。
ライティングとは異なり、英会話では相手の言ったことを瞬時に理解し、適切な応答をすぐに返さなければなりません。慣れないとなかなか難しく、ミスも起き易いです。私もまだまだ不慣れですので、間を置いて考えた後、ゆっくりしゃべることが多いです。私は仕事で同僚のアメリカ人と英会話した後は、なるべくその場面を思い返すようにしています。例を挙げましょう。
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1)思いを伝えるための適切な表現が思い浮かばなかった時
英語がスムーズに口から出てこないので非常にもどかしく、悔しい気持ちになります。その場の状況・文脈や、身振り手振りなどを用いて何とか思いが伝わることもあります。しかし、この状態を放置しておくと似たような場面でまた不自由することになります。従って、最適と思われる英語表現を自分で作るなり調べるなりして次回に備えます。
2)自分がしゃべった英語の文法・発音などが間違っていたり、単語の選択が不適切だった場合
しゃべった後で気づくことが多いです。その場で相手が正しく言い直してくれることもあります。少々の間違いならば意味が通じることもありますが、あまりひどい間違いだと「I don’t understand.」と返されてしまうケースもあります。誤解されてしまうこともあります。コミュニケーションをスムーズにするためにも正しい表現をしっかり確認して次に備えます。
3)同じ表現を何度も何度も繰り返してしまった場合
同じ表現を繰り返していても真意が伝わっているならば構わないのかもしれません。しかし、表現のバリエーションが豊かな方が喋っていて楽しいものです。会話相手からの評価も高くなります。自分の英語表現がマンネリだと感じたら、相手の表現を盗んだり参考書で調べたりしてストックを貯めるようにしています。
一般論として、人はなぜ英会話をするのでしょうか?コミュニケーションをする必要があったり、楽しいと感じるからではないでしょうか。必要だったり、楽しいものは必然的に繰り返される運命にあります。
もしも、その内容の英会話を再びすることがないならば復習は不要です。しかし、多くの英会話場面は繰り返されます。次の機会で不適切な表現や間違いを無くし会話を楽しむためにも復習することが重要なのです。
以上