駐留米軍による迷惑行為について考える:Japan Press Weeklyの記事紹介

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耳をふさぐ女性2

 以前住んでいた場所(神奈川県内)で、私は駐留米軍基地の被害を受けていました。例を挙げましょう。

1)騒音
 飛行場で時々行われるエンジン調整によって凄まじい轟音が発生していました。夕方の時間帯が多かったのですが、テレビも聞き取りにくい程でした。

2)低空飛行
 戦闘機が私の家のすぐ近くを超低空で飛行したことがあります。爆音という言葉でも適切とは言えません。米軍パイロットにとっては遊びに過ぎないでしょうが、住民はビックリさせられるので迷惑なだけです。日本警察でもこのような犯罪を取り締れないことは解っていたのであきらめるしかありませんでした。

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3)超音速飛行
 米軍の戦闘機が住宅街の上空を飛行中に音速を超えたため衝撃波が発生し、地震のような振動が発生しました。ひどい所では窓ガラスが割れたそうです。間違って音速を超えることはあり得ない筈です。故意の迷惑行為の一つでしょう。

 沖縄の米軍基地による被害は、私が受けた上記1)〜3)より遥かにひどいことは間違いありません。安倍政権になってから御用マスコミの程度がさらに悪化したので、沖縄住民の生の声はほとんど報道されなくなりました。現場で被害を受け続けている住民の声が一番信用できますので、良心的に丹念に住民の意見を拾い上げる新聞を情報源にしたいものです。

 悪名高いオスプレイというヘリコプターは開発費に2兆円以上の巨費が投じられましたが、アメリカ国内でも事故が多発しており、普天間基地配備時には多くの批判が巻き起こりました。米軍と日本政府の間で、「住宅密集地の上を飛行しない」「夜10時以降は飛行訓練しない」などの取り決めが交わされましたが全く守られていません。傍若無人な米軍によるオスプレイ飛行運用により、沖縄住民は恐怖と不安に毎日悩まされ続けています。

 当たり前のことですが日本に米軍が駐留しているのは日本を守る為ではありません。戦略上の拠点として利用しているだけです。日本にとって有害無益な米軍が日本から引き揚げても困ることはありません。しかし日本政府は2000億円とも3000億円とも言われる「思いやり」予算を献上してまで「お願いです。居てください」と頭を下げているんですね。独立国としての自尊心が全く感じられない情けない構図です。

 Japan Press Weeklyの2014年10月6日付記事のリンクを以下に貼りました。このブログ記事と関連した内容ですので興味ある方はクリックしてご確認ください。( )内は私の日本語訳です。

「US Ospreys have had their own way for two years」(2年間にわたるオスプレイの傍若無人な行為)

 上記の英文記事の一部を以下の「 」に引用します。( )内は私の日本語訳です。

「Two years have passed since the U.S. Marine Corps’ tilt-rotor aircraft Ospreys were deployed in Okinawa in defiance of the strong public opposition.」
(米軍海兵隊が所有する回転翼傾斜式飛行機オスプレイが、国民の強い反対にもかかわらず沖縄に配備されて2年が経過した。)

「The crash-prone aircraft have been flying over residential areas in violation of a prior agreement.」
(この事故が多発している飛行機は、事前の取り決めに反して住宅街上空を飛行している。)

「In deploying the aircraft, both the U.S. and Japanese administrations promised to restrict their flights after 10 p.m. as well as ban them from flying over densely populated districts.」
(この飛行機を配備するにあたり米国と日本政府は、夜10時以降の飛行を制限し、かつ、住宅密集地の上空を飛ばないことを約束しました。)

以上

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投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、TOEICで950点に到達しました。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。