日本にはカタカナ語が溢れていますね。カタカナ語には下記の特徴がります。
・英語のような雰囲気を持っているが英語ではない。
・日本人同士でしか通用しない日本語である。
・日本語の出来損ないでしかない場合も多い。
・カタカナ表記通り発音しても、英語圏のネイティブスピーカーには殆ど通じない。
・英語では全く別の言い方をする場合も多い。
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例えば「オープンカー」。屋根を開閉できる車のことです。カタカナ通り、「オープンカー」と発音しても外国人には通じません。「open car」と英語の発音をしても通用しません。英語圏では「convertible」が正解だからです。屋根を開閉できる車は「convertible」だ、という知識を持っていても、カタカナ表記を意識して「コンバーチブル」と日本語式発音をしたら、やはり英語圏の人には通じません。
日本国内でみられるカタカナ表記の多くは和製英語といわれるもので、英語の雰囲気を持った日本語なのです。皆さんは、カタカナ語を多用する人をどう思いますか?英語が得意そうで優秀に見えますか?私は、日本語が乱れている印象しか受けません。不必要なカタカナ語の使用はなるべく避けるべきでしょう。
英語学習をする習慣は無いけれども、和製英語という名のカタカナ語を日常的に見聞き話す人は多いと思います。日頃使い慣れている英語モドキを英語だと勘違いしていると、いざ実践の場面で英語モドキを披露してしまう可能性があります。意味が間違っているだけでなく発音も滅茶苦茶ならば、英語でのコミュニケーションは成り立ちません。
恥を掻く・不自由するなど、失敗を糧に努力できる人ならばいいのですが、「もうコリゴリ・・・」とばかりに本当の英語と距離を置いてしまうのは勿体ないですね。しっかりと英語学習を続けていると、日本人が用いている和製英語が英語でないことを明確に認識できるようになります。英語学習は日本語を見直す契機にもなり得るのです。
以上