「TOEICテストで満点を取るのは一体どんな人たちなんですか?また、試験中はどんな解き方をしているんですか?」
「一体、どんな勉強をすればTOEICで満点がとれるようになるんですか?」
TOEICテストが大流行してますね。会社の中ではもちろんのこと、最近は大学生も学校内で受けさせられる場合が多いようです。TOEICテストは合格・不合格を決めるのではなく、990点満点中何点かという結果が示されます。ですから受験者は、「満点に近づく為には何をしたらいいんだろう?」ということを多かれ少なかれ考えたことがあると思います。
しかし、ネイティブでない英語学習者がTOEICテストで990点満点をとるのはとても大変なことです。私も色々と試行錯誤しながら、ようやく最近950点まで到達しましたが990点満点への道のりを明確にはイメージできていません。私の点数推移などに関しては下記のブログ記事を参考にしてください。
TOEICスコア950点達成しました→効果があった学習方法の紹介と今後の方針
TOEICテストで990点満点に近づく為には、実際に達成した人たちの考えやノウハウを知るのが早道だと思います。テスト用の対策本はたくさん見かけますが、満点取得者自身のことをクローズアップしている本は稀だと思います。今回は、そのような珍しい本を紹介いたします。満点取得者である著者3人は、いずれもTOEICの講師をされています。
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「990点満点講師はどのようにTOEICテストを解いているか」早川幸治、神崎正哉、TEX加藤 著 コスモピア株式会社
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本書の主な構成:
・著者3人の紹介(TOEIC990満点をとるまでの英語学習歴がメイン)
・リスニングセクションの基本戦略(著者3人各々)
・リーディングセクションの基本戦略(著者3人各々)
・TOEIC攻略座談会
・満点を狙える難単語100
読んだ後の感想:
・リスニング、及びリーディングセクションにおける心構え・具体的な方法・注意点などが詳しく書かれています。テスト中の思考プロセスが実況中継されているようで解り易い。
・テストへの取り組み方は三者三様であり、決して同じでない。読者にとって合いそうな方法を各自が選んで真似ればいいと思います。
・TOEIC攻略方法座談会で個人的に印象に残った言葉
「日本語に訳している人は、ひとつの壁ができているので、なかなかスコアが上がっていなかい」「ビジネス経験があった方が有利」「英語の音が聞けるようになるためには、公式問題集などの音声を音読・暗唱する、という方法がよさそう」「パターンを覚えるのは大事」「私自身は、いつも英英辞典を使っています。」「TOEICは普段どれだけ英語に触れているか、という部分が問われます」「英字新聞のようなオーセンティックな素材にどんどん触れるようにしたほうがいい」「英語ができることイコール仕事ができるということではありません」「英語をコミュニケーションのツールとして活用できるようになることのほうが、TOEICで990点を取ることよりも意味がある」
私自身、英英辞典を購入したのは本書を読んだことがきっかけになっています。また、失敗談や苦労話が正直に書かれており好感が持てます。私は本書を2年位前に購入しましたが、その後の英語学習方法に多大な影響を与えてくれました。
何かしら頂点を極めた人の言葉には力があり、学ぶべきものが多いと思います。是非、本書を手に取ってたくさんのヒント・きっかけを得てください。ご購入は下記からも可能です。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
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以上