「外国人と英会話できるようになりたいです。しかし、英語にはあまり自信がありません。どうすればいいでしょうか?」
「今度ホームステイに行きます。英語は好きなのですが今の成績でも現地の人たちとコミュニケーションすることができるでしょうか?」
「仕事で急に海外に行くことになりました。英語は学生の時以来勉強していません。どうすればすぐに英会話できるようになりますか?」
最近、ネット上で上記のようなコメントをよく見かけます。
かなり昔ですが、私自身も仕事でドイツに出張した時に英会話に関してかなり苦労しました。大学卒業後もNHKのラジオ英会話などを聞き続けて英語の感覚を鈍らせないようにしてきたものの、それだけで不自由なく会話するのは無理でした。自分の意思を伝えるための適切な英語表現が頭に思い浮かばないので、同行した上司・先輩にかなり頼らざるを得ませんでした。特に苦労したのは仕事から離れた場面での雑談ですね。ニュース、習慣、文化、歴史などについての議論に参加するのはハードルが高過ぎました。仕事の内容は把握していたのですが、それに関連してやりとりをしなければならない場面でも不自由しました。
もしも今後海外出張する機会があったら、想定される様々な場面に対応した便利な英語表現集を参考にして事前準備するでしょう。今回の記事では、このような便利な英語表現集を紹介いたします。
「リアルな日常表現2900 英会話フレーズブック」 多岐川 恵理著 (明日香出版社)
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著者による冒頭の紹介文では次のように記載があります。
『この本には、日常の各シーンで使える2900以上のフレーズが集められ、CDにも収録されています。
通勤、職場の人間関係、カラオケ、飲み会、インターネットや携帯電話、音楽や映画の趣味、恋愛と結婚・離婚についてなど、私たちの日本での生活に即したものばかり。きっと、「今度これを使ってみよう」というフレーズがあるはずです』
はい、その通りです。看板に偽り無しです。実際に私自身も重宝しています。私がどのように使っているか以下に説明いたします。
・通勤時間などを使って付属のCDを何回も繰り返して聞きます。CDには、各フレーズごとに日本語と英語の音声がセットで収録されていますので解り易いです。
・Listeningだけでなく、テキストを見ながら音読もします。
・理解できていない文法事項が無いか厳密にチェックします。
必要・不必要などを考えず、全フレーズを繰り返して聞きました。さすがに、日本語に対応する英語フレーズを完全に暗記している訳ではありませんが、おぼろげにでもイメージは定着します。個人的に興味があったり必要性が高いフレーズは記憶に定着し易いです。
仕事上の必要性から外国人と話す機会が最近増えているのですが、このフレーズ集の表現をそのまま使えるケースが結構多いことに気が付きました。そまま使えなくても主語・目的語・数字・時制などを変更して、その場面に合った表現に直してからしゃべることもあります。その場合は文法の知識がとても役立ちます。文法に自信が無い人は、本書に取り組む前、もしくは並行して文法を習得することをお勧めします。基本ルールを把握していた方が楽しんで学習することができます。
時間が無い人は、必要そうな場面のフレーズだけを抜き出して活用してもいいと思います。とにかく事前に準備することで、仕事などをスムーズに快適に進められる可能性が高くまります。事前準備の重要性に関しては下記のブログ記事も参考にしてください。
なお、この記事で紹介した「リアルな日常表現2900 英会話フレーズブック」に興味がある方は、下記をクリックして追加情報をご確認ください。御購入も可能です。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
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以上