「英字新聞を自由に読みこなして海外の情報をいち早くキャッチしたい。」
「でも敷居が高そうで、なかなかきっかけが掴めない。」
英語学習者ならば多くの人がこのように思うのではないでしょうか。インターネット上でも英語で書かれた情報の方が日本語よりもはるかに多いですから、英語のReadingが得意な方が有利になります。だからと言って初級者がいきなり英字新聞を読み出しても難しくて続かないと思います。辞書を片手に調べながら読んでいくことは可能ですが時間と手間がかかります。かなり根気が必要です。
今回は、辞書を引く手間を減らしつつ気軽に英字新聞を読んで慣れていきたい、という人にお勧めの教材を紹介します。
「The Japan Times NEWS DIGEST」 ジャパンタイムズ
日刊の英字新聞であるジャパンタイムズの記事の中から18本が選ばれ、2か月に1回発行されています。ネイティブが記事を音読したCDも付いています。各々の記事には、語句の解説と日本語訳が付いているので、ほとんど辞書なしで読むことができます。但し、ネイティブが書いたと思われる難しい表現が多いので、基本的な文法知識はあらかじめ習得しておく必要があります。
この日本語訳はかなり洗練された素晴らしいものですので、自分が英文和訳をする立場になったときに大いに参考になっています。また、ご丁寧にも、各記事内容をより深く理解するための関連知識を「Background Briefing」として解説しています。さらに、TOEICテスト形式のListening問題とReading問題が各記事ごとに設けてあるのです。至れり尽くせりという感じがします。
スポンサーリンク
私の使用方法:
①CDで音声を聞きます。さらに、もう一度繰り返して聞きます。難しいのであまり聞き取れず、ほとんど意味が解らないことが多いです。
②記事の英文、語句解説、日本語訳を読みます。この時、文法的に理解できてないところがないようにします。
➂TOEIC形式の練習問題と、その他解説部分も全部読みます。
④英文記事を音読します。このとき、なるべくCDの音声の真似をするようにします。
⑤再びCDを聞いて、聞き取れない部分が無いかどうかチェックします。
内容が高度なので、1本の記事をマスターするだけでも大変です。1冊の本に18本の記事が収録されていますので、かなりのボリュームになります。1冊やり終えたらそれで終わりではなく、同じ作業を複数回繰り返しましょう。洗練された英文とはどういうものか、だんだん解ってきます。また、英語ニュースを聞いたり、英字新聞を読んだりすることに対して抵抗が無くなってきます。
これだけの内容とボリュームがありながら、1冊1000円程度ですのでかなりお得です。すでに何十冊と発行されていますから、興味がある記事が載っているものを選ばれたらいかがでしょうか?
私が自分で購入して取り組んだものを下に紹介します。ご購入も可能です。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
The Japan Times NEWS DIGEST 2012.7 Vol.37 (CD1枚つき) 新品価格 |
The Japan Times NEWS DIGEST 2012.9 Vol.38 (CD1枚つき) 新品価格 |
The Japan Times NEWS DIGEST 2013.1 Vol.40 (CD1枚つき) 新品価格 |
新品価格 |
以上