「TOEICテストの点数を上げるにはどうすればいいですか?」
「TOEICテストの点数が良ければ、英語力は問題ないと考えていいのでしょうか?」
「職場での実践で必要となるスピーキング力やライティング力はどのように身に付けたらいいでしょうか?」
TOEICの受験者が増加するに伴いTOEICがらみの悩みや疑問も増えていると思います。TOEICテストはリスニングとリーディングのみで構成されているので、この2種類の学習だけに集中していればいいと思われがちです。しかし、偏った学習内容だと点数はあるレベルで頭打ちになります。受動的なインプット作業(リスニングとリーディング)だけではなく、能動的なアウトプット作業(スピーキングとライティング)も意識的に実施する必要があります。自分が自由にしゃべれる内容ならば聞くのも楽ですし、自分で書くことができる文章ならば簡単に読むことができるはずです。インプット能力とアウトプット能力は互いに関連性があるのです。また一般に、アウトプット作業(スピーキングとライティング)の方がインプット作業(リスニングとリーディング)よりもはるかに大変です。大変なことに取り組めば実力が付くのは当然です。結果としてTOEICテストの点数向上に寄与します。
TOEICテストの開発機関であるETS(Educational Testing Service)の主張によると、「リスニングとスピーキング、リーディングとライティングはそれぞれ相関関係が高いので、リスニングとリーディングのみの試験からスピーキングとライティング能力を含めた総合的な英語能力を評価できる」、とのことです。しかし、私自身の経験から述べますと、TOEICテストで950点を取った現在でも、スピーキングとライティングに関しては余り自信がありません。やはり、アウトプット能力は別途磨きをかけねばならないというのが実感です。
TOEICテストの点数を上げるだけでなくアウトプット能力の向上も目指すために私が活用していた教材を今回紹介します。
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「TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド」 新装版 財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会 (CD3枚付)
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本教材の目的:
TOEICスピーキングテスト/ライティングテストについて正しく理解していただく。
本教材の構成:
1)スピーキングテスト サンプル問題
・音読問題・・・アナウンスや広告などの内容の短い英文を音読する。
・写真描写問題・・・写真を見て内容を説明する。
・応答問題・・・身近な問題についてインタビューに答えるなどの設定で、設問に答える。
・提示された情報に基づく応答問題・・・提示された資料や文書(スケジュールなど)に基づいて、設問に答える。
・解決策を提案する問題・・・メッセージなどを聞き、その内容を確認した上で、問題の解決策を提案する。
・意見を述べる問題・・・あるテーマについて、自分の意見とその理由を述べる。
2)ライティングテスト サンプル問題
・写真描写問題・・・与えられた2つの語(句)を使い、写真の内容に合う1文を作成する。
・Eメール作成問題・・・25〜50語程度のEメールを読み、返信のメールを作成する。
・意見を記述する問題・・・提示されたテーマについて、自分の意見を理由あるいは例と共に記述する。
3)練習テスト2回分
TOEICスピーキングテスト/ライティングテストは、選択肢の中から正解を選ぶという形式ではありません。正解が一つではないのです。従って、「どのような解答をするとこういう評価をされます、その理由はこうです」、ということが非常に詳しく述べられています。
自分で取り組んだ効果:
私は約2年前にこの教材に取り組みました。その頃、TOEICテスト(リスニング+リーディング)では実質700点を超えていた筈ですが、自分のアウトプット能力の無さを痛感しました。やはり、自分で実際にやってみないと能力の欠落状況を理解することはできないですね。その後は、がむしゃらに読んで聞くだけの英語学習を修正し、自分でしゃべる・書くという作業を意識的に取り込むようになりました。
日本に住んでいるが故に、英語によるアウトプット作業をする機会がほとんどない、という人も多いでしょう。そういう人も本教材に取り組むことで具体的な課題・弱点を発見できると思います。TOEICテスト新公式問題集(リスニングとリーディング)と本教材を併用するとより効果が高いと思います。是非、挑戦してみてください。ご購入は下記からも可能です。
皆様のご健闘をお祈りいたします。
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以上