「英語学習の教材は何を選べばいいの?」→負担が少なく継続させ易い手段をお教えします。

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 英語学習のために教室に通われている人が多いみたいですね。TOEICの点数を上げるための合宿、受験対策のための予備校、英会話教室など種類も様々です。これらの手段は次のような特徴を持っています。

・多額のお金がかかる。
・時間確保のためスケジュール調整が必要
・自宅でのインターネット利用も可能だが、決められた場所まで通わねばならない場合が多い。
・先生から直接講義してもらえる。
・他にも頑張っている人が居ることを確認できるので励みになる。
・学習内容やスケジュールを他人に決めてもらえる。
・受講申し込みを決意し実行するためのハードルが高い。受験・就職・職務上の必要性など切実な理由が無いと行動に踏み切ることは難しい。

 教室に通う以外に独学という方法もあります。自分で教材を購入して学習するのです。私が今まで用いることが多かったこの方法には次のような特徴があります。

・お金は少額で済む。
・時間と場所の制約が少ない。
・他人から教えてもらうのではなく、自分で正解を探し出す意思が必要。
・孤独である。
・学習内容やスケジュールは自分で決めねばならない。
・教材の購入は、書店やインターネットなどで簡単にできる。
・切実な理由が無くても始めることができるが、継続できずに挫折するパターンが多い。

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 英語の基礎力が無く、継続的な学習習慣も身に付いていない初級者にとって有効な手段は何か考えてみました。少なくとも次の条件を満たす必要があると思います。

・中学生レベルの基礎を学ぶことができる内容である。
・教材が安価である。
・学ぶための時間と場所に関して制約が少ない。
・親切な教え方をしてくれる先生がいる。
・学習内容やスケジュールは他者から提供してもらえる。
・教材の購入は、書店やインターネットなどで簡単にできる。
・気軽に始められて、かつ、学習を継続するための仕掛けがある。

 これらの条件を満たす手段としてはNHKが提供する語学学習番組が挙げられます。詳しくは下記サイトをご覧ください。

https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/

 私も長年NHKのラジオ番組で英語学習をしていました。中学校では「基礎英語」、大学・社会人では数年間「ラジオ英会話」を聞いていました。今から20〜30年以上も昔の話ですが、毎日短時間でも継続的に取り組んだことで英語の基礎力を養うことが出来ました。

 上記のサイトで最新情報を確認しましたが、プログラムは昔よりもバラエティに富んでいますね。レベルや内容が自分に合っているものを選べばいいと思います。「学校卒業以来、久しく英語から離れているのでまったく自信がありません。英語力は中学レベルも怪しいと思います。」という人は、「基礎英語」を選ぶといいでしょう。
 「基礎英語」の放送時間は、毎日通勤・通学で家を出る前の時間帯に設定されています。15分だけ集中して聞けばいいのです。余裕があれば複数のプログラムを掛け持ちするのもOKです。基礎英語は1〜3まで放送時間が連続しています。

 ラジオの向こうから先生の助けも受けつつ、毎日楽しみながら取り組むことができます。一日15分なので負担が少なく挫折しにくいと思います。短時間でも毎日続けることに意義があります。一年も経てば、やらない人との差はとてつもなく大きくなります。語学学習は継続の習慣を身に付けられるかどうかが鍵です。継続するためのコツがつかめればしめたものです。

以上

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投稿者:

J IWASAKI

J IWASAKI

大学卒業後、民間企業に長年勤めてきました。 英語学習に関しては殆ど独学ですが、TOEICで950点に到達しました。 このブログでは、私が効果的と考えている英語学習方法を紹介しています。 また、英語ニュースに関しても自分の考えを交えながら解説しています。 出来る限り平易に書いていますので、気軽に読んでください。